フリーゲーム『CardWirth』の自作シナリオを公開しています
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村人 「妖魔に攫われた幼子を救い出して欲しいのです」
筋肉 「いいだろう。居合わせたのも何かの縁だ」
依頼を二つ返事で引き受けた4人は、
村長の先導で月明かりに照らされた小道を行き
妖魔が住み着いているという廃坑の入り口に着いた。
4人組は「行方不明になった村人捜索の依頼」を受け
土臭い荷馬車に揺られ続けて6日目にして
ようやく依頼主の村に到着した。
もやし 「田舎だ」
優等生 「田舎ね」
老いぼれ 「田舎じゃな」
筋肉 「クソ田舎だ」
が、来てしまった以上手ぶらで帰るわけにもいかない。
案内人と共に森に出て、姿を消した5人を捜索すること半日。
4人組は地べたの一隅に巨大な足跡を見つけた。
・・・常識外れに、でかい。
ろくな経験も知識も備えぬ冒険者とは名ばかりの4人にも、
その足跡がオーガのものであると容易に推察がついた。
筋肉 「オーガとは相手が悪すぎるようだが」
もやし 「とにかく住処を突き止めよう」
足跡を追ってゆくことしばし。
4人はついに県境の峠に、住処と思しき洞窟を発見した。
リューン郊外にある平凡亭。
親しみやすい名の酒場ながら、堅気の者は近寄ろうともしない。
ここは 冒険者を自称する半端者たちの吹き溜まりなのだ。
もやし 「ゴブリン退治か。楽勝だな」
優等生 「最弱の怪物ね」
老いぼれ 「小遣い稼ぎにはなるか」
筋肉 「・・・・」
ありふれたゴブリン退治の依頼を受けて、
チームを組んだばかりの冒険者4人組は
意気揚々と近郊の森へと向かったのだった。