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主計ブログ

フリーゲーム『CardWirth』の自作シナリオを公開しています

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2018 5/3 「ドゥカーバンクの魔女」公開 NEW!
       
       
       
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ご用がありましたらコメントやWeb拍手、
下記アドレスまでお気軽にご連絡ください。

atpc5121@outlook.com
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ぼくの考えた冒険者の時代とその終焉




なんとなく「こんなんじゃなかろーか」と思ってる冒険者の時代。
以下てきとう箇条書き。

 ※※※

動乱の時代のおわり。
解雇された兵隊や傭兵、わけのわからん有象無象が世にあふれる。

一部の食いつめ者がなんでも屋のようなことをはじめる。
動乱の時代の名残のような時代のニーズに見事に合致して
山賊退治などで名をあげる者も現れだす。
冒険者第一の黄金時代。

(のちの宿の亭主が活躍する)

やがて冒険者の存在が一般化。
実情とかけはなれた過大なロマンの対象になり、
若い冒険者志望者がぞくぞくと交易都市に集まり新たな社会問題となる。

むろん大部分の冒険者志望は箸にも棒にも掛からぬクズのような輩だったが
母数の大きさから、ごく少数の才能あるスター冒険者のような存在も出始める。
冒険者第二の黄金時代。

(のちの宿の亭主が現役引退を決意)


動乱の時代から時を経て少しずつ民生は安定に向かう。
冒険者の活躍も与って平和と安定の時代へ。

(PC♯がリューンを目指して上京)

この頃から冒険者の意識がプロ志向に向かいはじめる。
何でも屋のような存在から怪物退治の専門家へ。
治安が大きく改善されて、冒険者の活躍するフィールドは徐々に狭まっていく。

(宿の亭主がリウマチを悪化させて店を畳む)

交易ルートの警備などが仕事の主流になり冒険者のサラリーマン化が進む。
かつての冒険者のアマチュアリズム溢れる華々しい活躍は夢物語に…


 ※※※

書いてから思ったけど・・・江戸初期だこれ。
殺人剣が平和な時代で精神修養やら武道になったみたいに冒険者という存在も
時代に合わせて形をかえていかざるを得ないんだろうなーと思ったり。

でもまーPC♯の時代が一番おいしいと個人的には思ってます。
時代の流れに逆らおうという姿にこそドラマを感じる。


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高レベル向けシナリオが少ない


少ないですよね。高レベル冒険者向けシナリオ。
レベル10近くにもなるとそれにふさわしい強敵を用意しないといけないし
そのお膳立てとなると、強敵感の演出からなにから水準が上がる一方で
そんなものは当然ながら駆け出しシナリオ作者の手に余るわけで・・・
まぁ少ないのも道理だなと。

こんなにも作成難易度の高いシナリオを増産しろというのは現実的ではないので
 楽チンに実現可能な範囲で手を打てないものか私は考えた!
 
低レベル向けシナリオに、高レベルシナリオ難民を収容する。

やはりこれです。

やり方はとっても簡単!

1.まず低レベル向けシナリオを作ります。
2.依頼時に平均レベル7以上には「お前達には簡単すぎるかな」とか親父に喋らせる。
3.同じく、依頼達成時に「楽勝だったな」とか「ふっ…雑魚め」とかてきとうに冒険者に言わす。

これだけで高レベル冒険者も楽しめるシナリオに早変わりって寸法ですよ!
(あーでも、あまりPCに喋らせるとボロが出やすいのでそこはまぁ…)


「このシナリオ面白そうだな…あっ、でも今低レベルパーティ手元にないや」という流れで積まれるのも
ざらにある話なので、対象レベルの幅が広がるというのはシナリオ的には決して悪い話ではないと思うのです。

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「ドゥカーバンクの魔女」 公開


シナリオ名   ドゥカーバンクの魔女
対象レベル   3~5
シナリオ形式  短編シナリオ
所要時間     20分程度
対応エンジン   NEXT
プレイ要件    2人以上のPC

魔女討伐もの
マルチエンディングシナリオです。

だいぶ昔に作った作品なので今見ると色々あれですが…
口調分けの順番間違えとシナリオ上ちょっと齟齬のある部分を手直しして
一応の水準に達したかなと思い公開させていただきました。

楽しんで頂ければ幸いです。



https://ux.getuploader.com/soumakazue/download/15




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冒険者は強いのか

とても好きなシナリオの中に「冒険者が一般人に負けるか!」というような台詞があって
大変楽しんだのですが、その一言にだけほんの少しだけひっかかりを感じたのを覚えています。

冒険者が腕自慢の一般人に殴り倒されて笑いものになるというのは
割とよく聞くレベルの話なんじゃなかろうか・・・と思っているのです。

冒険者が個人戦闘の巧者でないとは言いませんが、
一対一で決闘すれば騎士には歯が立たず
いくさ働きでは戦争慣れした傭兵に敵わず
うねる海の上では熟練の船乗りや海賊に劣り
盛り場での突発的な喧嘩では、時に市中の荒くれ者にも不覚をとる
そんな程度のものじゃないかと。

じゃあ冒険者の強みって何なのよといわれれば
「うーん、探索?」とかまぁ色々とあるわけですが、突き詰めてしまえば
人外を相手に踏んだ場数の多さと異常事態への対応力に尽きるのではないかと。

とうてい常識では考えられない異常事態が起きた時に、
最初に我に返って自分を取り戻すのはやはり『冒険者』に違いないと。
数秒か、数分か。いずれにせよ僅かな時間に過ぎませんが、その速さこそが最大の武器で
ごく限られた状況下での異常なまでのしぶとさが冒険者を時に英雄の如くなさしめるのではないかと
ひとり思っているのです。

 

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