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主計ブログ

フリーゲーム『CardWirth』の自作シナリオを公開しています

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読書の秋


ロビンソン漂流記読了。

無人島に漂着した英国人が聖書一冊を心の支えに畑を耕したり山羊を飼いながらしぶとく生き抜き
ついには神の恩寵を得て生還を果たすという、広く一般常識レベルに世に知られた古典物語である。

冒険シナリオの参考てがら面白く読んだのだけれど終盤からバトルシーンがやたらに多い。
その内容がまたいくらなんでも破天荒で、つい色々勘ぐりたくなってしまう。


デフォー  「社会から隔絶された人間が孤独と戦いながら神の摂理を信じて希望をつなぐ物語です」
編集部員 「すばらしい」
デフォー  「はっきり言って自信作です」
編集部員 「でもラストちょっと地味ですね。ただ救助されて終わりって」
デフォー  「まぁいわば悔悛と救済の物語ですから」
編集部員 「ここは海賊との大バトルにしましょう」
デフォー  「えっ」
編集部員 「その方が絶対売れますよ」
デフォー  「もうそれでいいです」
編集部員 「タイトルも地味ですね、『文明から切り離された孤島で~神と私の対話~』ではちょっと」
デフォー  「そんなこと言われても…」
編集部員 「『自分以外の全員が犠牲になった難破で岸辺に投げ出され、アメリカの浜辺オルーノクという大河の
       河口近くの無人島で28年もたった一人で暮らし、最後には奇跡的に海賊船に助けられたヨーク出身の
       船乗りロビンソン・クルーソーの生涯と不思議で驚きに満ちた冒険についての記述 』 にしましょう」
デフォー  「もう好きにしてください」
編集部員 「当たったら続編もやりましょうね」
デフォー  「」

 

歴史に埋もれたこんなやりとりがあったのではなかろうか・・・

 

 


 

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